気づけばあっという間にお正月も終わり、1月も10日を過ぎようとしてるところです。
遅ればせながら、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
昨年は日本で震災があり、世界の至る所で災害があり、世界中が悲しみに包まれたような1年ではなかったでしょうか。
そんな中でのなでしこジャパンのW杯優勝や、岩手県の平泉が世界遺産に登録されるなどの明るいニュースは、落ち込んだ心に元気と活力を与えてくれるものだったと思います。
2012年も、まだまだしんどい時期は続きますが、少しでも笑顔になれる、幸せだと思えるようなニュースが沢山あるといいですね。心よりそう願います。
さて1月8日の本日は、岩泉町の恒例行事「みずまつり」でございます!
2年前のブログでも書きましたが、ここで改めてご紹介します。
「みずまつり」は、小正月に「ミズキ団子」を水神に供え、五穀豊穣をお祈りするお祭りです。
水と水を育む森林を大切にする心を「みずまつり」を通じて子孫に伝えています。
寒中、龍泉洞の水で身を清めた男たちが御水を搬送し、巫女が舞い、子どもたちがミズキ行列をします。
また、秋田県田沢湖町から「辰子龍」が訪れ、岩泉町の「龍ちゃん」との『双龍の出会い』で、祭りは最高潮に達します。
今年は25周年ということで、清水川の周りもより一層鮮やかな灯篭が沢山灯っていました。灯篭には「復興」や「希望」という文字が多く書かれており、町内の皆さんの願いが沢山詰まったものでした。
そして何といっても辰年ですから!
今年はそんな希望を胸に、昇り龍のごとく皆の願いが届くと良いですね。